”G3”を「研究」という”言い訳”で購入。


・・・そうです、研究です、新しいテクノロジーの・・・・。


いろんな意見はあると思うが、やはり今回もZOOMがやりました。


エフェクターの動画は、たいていディストーションサウンドが多いのですが、ワタシ的にはあれだとどれも同じ"部類"に入ります。
 ワタシ的な「歪み」と言うのは、「ベンチャーズの歪み」でして、頭だけが"ブ〜ン"と歪む。後は、限りなくNormal。


 あとは、仕事の環境から、どんなアンプでも狙いの音が出る・・・こと。
普通、仕事でステージに上がると、リースしてあるのは大体"JC-120"。
 昔は、アンプのキャラクターを変えるほどマルチの性能が良くなかったが、最近のモノは、"JC"でツイン・リバーブやMarshallの生音(真空管)が出るようになった。

 ここが最大の狙い。

そして、今回の"G3"は、その先に行ってしまった感がある。
ワタシ、ステージ用にFenderのホットロッドと、BoogieのMarkⅡcを使っております。
そのホットロッドの初段管がイカレタ。昔から溜め込んである真空管を持ち出して、12AX7や7025を取替えひっかえ差し込んで試しているうちに、同じメーカーの12AXでも、"クリップ感"が違うことに気づき、ある時期、初段管フェチになりました。

実は、今回、"G3"がこの部分をシミュレートしているのであります。

 コンプをかけていないのにもかかわらず、"パッコン"という感じの音がするので、G3のパラメーターを開いていくと、「Tube」という部分があり、それをグリグリとまわすと、もっともっと"パッコン"と鳴るのであります。
 ワタシは、比較的クリップ感の少ないのが好きでして、そのツマミは"0"にしました。

 他にも、AmpSimulateでは、「TwoRock:Emerald 50」「Orange」「ハイワット」も入ってます。

そして、「ストンプbox」も多くが入っておりまして、私はMarshallの"Governor"が好き。



 そして、"EQ"ですが、なんとパラメトリックEQが・・・。
2Bandですが、これには驚きました。
 リバーブは、"Spring"のSimulateも・・・。

これ以上良い所を上げていくと、「ZOOMの回し者」・・・と思われそうですが、気持ち的には、「回し者」です。

概観は、"T.C."のNovaSystemを小ぶりにした感じ。

従来のマルチの様に、配列がある程度限られている構造ではなく、完全にソフト(Data)で出来ているので、3つしかないけれど、並列が自由に変えられる。信号の流れを逆にするなんてことも出来る。


「価格の高いモノ」はそれなりに良いのですが、ZOOMの良さは「低価格」。私の様に"試し"に買ってみようと思って、そのまま"ミイラ採りがミイラ"になってしまう者もいてイイかも。


「ステージ」ではなく、「自宅での音作り」が仕事の私メには、ちょうどイイ。


残念ながら、自分のPatchを作ろうとする前に、欲深な私目はFarmWareのUpdateをしようとして、Errorを起してしまいました。別にそこまでする必要も無かったのに・・・。明日、宅配メンテナンスサービスに出しまする。
 
どうやら、デリケートな部分にさわってしまったようで・・・。
メールで「どうしましょ?」・・・と出したら、早速今朝、丁寧なメールが戻ってきました。