"2002 - Forty Licks"を聴きながら、年が明けた。

"Mac G4"の「OS」と「Digital Perfomer」をインストールして、テストで「ストーンズ」の2002年の"Forty Licks"を「i-Tune」で聴きながらシステムのチェックをしたいた。


気が付いたら、年が明けていた。


不思議な年越しだった。
「紅白」には、すでに興味は無く。


そして、「ストーンズ」だが、1967年の"Their Satanic Majesties Request"は興味深い。ビートルズの「White Album」のような試行錯誤のアルバムである。

それまでの"ブルース"に傾倒しきったサウンドから、いきなり、かなりいろいろな「実験」をしてきている。
 とても興味深い。

ちょうど、"アート・ロック"と言われるサウンドが世に出始めて来ている頃と、ダブるようにも思うのだが・・・・。
ちょうど1967年に、バニラ・ファッジは一枚目の「キープミー・ハンギングオン」を世に出す。そして、1968年には、私の最も好きなアルバム「ルネッサンス」が出る。

ビートルズは、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」を出す。
同じ頃、ビーチボーイズは「スマイリー・スマイル」。

"Their Satanic Majesties Request"はそんな横の流れに影響されているように思う。ビートルズの「愛こそはすべて」のビデオクリップを見ると、ミックがスタジオの人々の中に座っていたり。

サイケデリック・ロック」や「アート・ロック」の世界的な流れの中に、ストーンズもいたように思う。この辺の時代背景をたどっていくと、"Their Satanic Majesties Request"のサウンドは、ごく自然に受け入れることが出来る。

でも、個人的には"Forty Licks"が好きである。