10月・・・になって。
9月が終わった。
天気は変わりやすい。
昨日の昼間だった。午後になって急に冷たい空気が窓から入って来た。
空を見上げると、真っ黒な雲だった。
幸い、雨が降ることは無かったのだが、そのまま冷え込んでいった。
秋である、気温なんぞが変わるのは当たり前かもしれない。雨さえ降らなければ、問題なし・・・である。
ここのところ、隣のうちが「防音工事」で8時頃から、トントン、タンタンとうるさい。例によって、私の寝るのは、明け方である。
したがって、寝不足状態が続いている。
町田は条例によって、防音工事の費用がタダである。
厚木の基地の着陸進入経路に当たっているからである。
そんなわけで、そこかしこと工事が済んでいる。
・・・我が家といえば、工事はお断りしている。
一ヶ月あまり、建築業者が入って部屋の中や、壁まで取り変えたりするという。
工事をした御宅のことを聞くと、ホトホト疲れてしまうらしい。
それと、我が家が工事をお断りしているのには、「私の趣味」がある。
降りてくる飛行機のエンジンの音で、大体の形がわかる。
プロペラエンジンの飛行機は、遥か遠くからでもソレと解る。
・・・そう、私は”飛行機フェチ”である。
それに、我が家は、厚木の基地よりも北側に位置する。・・・ので、飛行機が我が家の上を降りてくる時は、南風の時である。飛行機は、必ず、風に向かって降りてくる。つまり、あらかたその日の気温が解る・・・のである。
”冬”は、北風・・・である。この先、寒い季節になるにしたがって、南風の日が少なくなる。冬は、飛行機も、この上を降りてこない。静かなものである。
そして、もう一つは、飛行機のエンジンの音というのは、遠くからじょじょに聞こえてくる。クレッシェンドしてくる音というのは、変な目の覚まし方をしない。
むしろ、トンカチの音の方が、”眠り”を不自然に妨害する。
だから、「工事」はホトホト参る。